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旬のお酒を楽しむ会 in 国立能楽堂
●能楽公演概要
主催: NPO法人せんす
協力: 酒文化研究所、国際交流基金
後援: 財団法人ちば国際コンベンションビューロー
●旬のお酒を楽しむ会
主催: 酒文化研究所
協賛: 株式会社佐浦、奥の松酒造株式会社、朝日酒造株式会社、株式会社福光屋、田嶋酒造株式会社、株式会社三千盛、玉乃光酒造株式会社、小西酒造株式会社、株式会社名手酒造店、旭酒造株式会社

旬のお酒を楽しむ会のご報告
 毎年秋に開催してまいりました「旬の酒を楽しむ会」を昨年度は二月一二日(日)に、東京の国立能楽堂で開催しました。今回はNPO法人せんすが主催する能楽公演にジョイントし、第一部:ご来場のお客様全員にお楽しみいただける試飲会、第二部:能楽公演、第三部:旬のお酒を楽しむ会という三部構成です。
 このせんす能楽公演は、外国人の方に能楽に親しんでいただくことを狙ったもので、ルーマニア、オーストラリア、ウクライナ、フランス、エジプト、オーストリア、カザフスタン、モンゴル、アゼルバイジャン、シンガポール、パラオ、クウエート、アルゼンチンの大使・公使・大使館関係者が来場されたほか、日本在住のさまざまな国の方々が大勢集まりました。もちろん酒文化の会のメンバーなど日本人も多く、来場者数は五〇〇名を超える盛況ぶりでした。
 第一部では、ご協賛いただいた蔵元一〇社にそれぞれテーブルを用意し、各社のおすすめのお酒を試飲していただきました。能楽堂内のレストランを借り切ってのこうした試みは初めて、開演前のひと時をおいしいお酒でくつろいでいただき、来場された方々からの評判は上々です。
 第二部は能が「葵上」、狂言が「棒縛り」と初心者にもわかりやすい番組。二時間弱の舞台をご堪能いただきました。
 そして第三部は「旬のお酒を楽しむ会」です。前売りチケットは完売。レストランでの着席パーティの定員一〇六席が満席です。
 NPO法人せんす橋岡佐喜男代表とジョン・ゴントナー氏(日本酒ジャーナリスト)の乾杯の発声で、パーティがスタート。蔵元もテーブルに混じって能楽談義・酒談義に花が咲きます。途中、着替えを済ませた能楽師シテ方の浅見慈一氏が入場されると大きな拍手が沸き起こりました。浅見氏は、会場からの「能楽を初めて観たのですが、どこで拍手していいのか迷ってしまいました」という質問にも丁寧に解説してくださり、「あまり形式的にならず、自分の気持ちに素直に『いい』と思ったときに拍手してください。ただ、とても悲しい内容の演目などでは拍手がふさわしくないこともありますから、事前にあらすじを見ておくといいでしょう」とアドバイス。
 また、ご協賛いただいたお酒をすべて試飲できるコーナーでは、お酒をひとつひとつ丁寧に試飲する方もちらほら。蔵元には自社のお酒をお燗でも味わっていただきたいと、レストランからお湯を調達してお燗をつける姿もあり、能楽ばかりでなくお酒のほうでもたいへんご満足いただけたようです。
 そして、終了後に参加者から頂戴したアンケートでは、ほぼ全員から「楽しかった、来年もぜひ参加したい」との回答を頂戴できました。そこからご意見をご紹介しましょう。
・食と文化のコラボレーションがすてき(五〇代・女性)
・お食事の時、蔵元の方と同席できました。無知な私に酒づくりから丁寧に教えてくださり、楽しいひとときでした(四〇代・女性)
・酒の会での能の説明がよかった(五〇代・男性)
・酒蔵があまり多くなくてよかったです。一〇社くらいが手頃(六〇代・男性)
・たいへん結構な気配りで良好です。狂言、能はすばらしい文化です。またの機会を楽しみにしています(六〇代・男性)
・純米、吟醸ばかりで、もっとお燗向けとか、古酒とか目的別のお酒がほしい。今回の酒は皆、酒質が重過ぎる(六〇代・男性)
・格式の高い会だと思いました。私のような庶民が足を踏み込んでいいのだろうかと思ってしまいました。でもクセになりそうです。今までワインにどっぷりつかっていたのですが、日本酒のおいしさを実感いたしました。それぞれの良さをこれからも味わいたいです。能楽はまったく初めてでこれから知っていきたい(三〇代・女性)
・お能は初めてに近いので、謡の全文があるとありがたかったです。「棒縛り」は日本酒の会にふさわしく、「葵上」はあこがれの舞台でしたので堪能いたしました。日本酒も種類がたくさんあり、楽しませていただきました(五〇代・女性)