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ちょっと酒旅「きょう、行く?」
第1回 オールドサルーン1934(札幌)
サントリー山崎蒸溜所のオーナーズカスクを発見。  北海道の開拓が本格化するのは明治以降のことです。大正末期、札幌の中心部にあった遊郭が移転、跡地に映画館や飲食店が密集するようになり歓楽街を形成します。これがススキノです。いま、ススキノで営業しているバー(本格的な洋酒酒場)は100軒を超えるそうですが、始まりはどんな店だったのかと思い老舗のバーを覗いてみました。
  向かったのは札幌グランドホテル。1934年(昭和9年)に北海道で初めて開業した本格的な洋式ホテルで、ラウンジバー「オールドサルーン1934」はアメリカ東海岸風の落ち着いたスタイル。わいわいと寛げる雰囲気で、600種類以上のカクテルが楽しめる本格的なラウンジバーなのにカクテルも飲み放題のプランがあって、テーブル席には何組か同窓会らしきお客様が集っていました。
バーカウンター  この店のオリジナルカクテル「奏 (かなで)」は、第25回HBA(ホテルバーマンズ協会)の創作カクテルコンペティッションでグランプリを受賞した逸品。グリーンが美しいショートスタイルながらアルコール度数は約20度と低めなので気軽に飲めます。
  頃合いを見てバーテンダーにバーの開業時期を尋ねると、「バーができたのはホテルができた少し後と聞いています。この店は1985年(昭和60年)に別館ができた時にオープンしたのですが、バーカウンターの背中の壁の煉瓦は旧館の外壁だったものです」と説明してくれました。同ホテルのホームページを見ると、開業してすぐにバーがあっておかしくない様子ですが明記はされていません。ただ、戦後1952年(昭和27年)の新聞広告に「グリル、バー、コーヒーショップ」と施設が紹介されており、この時にバーがあったのは確かです。もう60年以上前のことです。
オールドサルーン1934
札幌市中央区北一条西4丁目1 札幌グランドホテル別館1F
011-261-3376
WEBサイト>>