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ウイスキーづくり90年

■日本のウイスキーはここから始まった
ISC2012でサントリーは見事「ディスティラーオブザイヤー」を受賞  10年ほど前からISC(インターナショナル スピリッツ チャレンジ)など、ウイスキーの国際コンクールで毎年たくさんの商品が入賞するようになって、日本のウイスキーは世界中のウイスキー愛好家の注目を集めるようになりました。
 今年は日本でウイスキーづくりが始まってちょうど90年の節目の年です。1923年(大正12年)に寿屋(現サントリー)の鳥井信治郎氏が京都郊外の「山崎」の地で、「サントリー山崎蒸溜所」の建設に着手して以来、舶来ものに負けないウイスキーをつくろうと創意工夫を積み重ね、昨年には2度目となる「ディスティラー オブ ザ イヤー」を受賞、名実ともに世界の頂点に立ったのでした。
 サントリー山崎蒸溜所を訪ねると、今日までの道程をつぶさに見ることができます。ゲストハウスの山崎ウイスキー館の1階には、懐かしいテレビコマーシャルや創業当時からの古いボトルが並び、サントリーウイスキーの歩みがわかりやすく展示されています。
中庭に据えられた第1号のポットスチル  工場ガイドツアーが始まったら、工場に入る前の庭に鳥井信治郎像と並んで置かれたポットスチルに注目してください。これこそ竣工当初のウイスキー蒸溜釜です。
見学は製造工程にそって進みます。ガイドの丁寧な説明を聞きながら、木桶の発酵槽のぬくもりに触れ、蒸溜中のポットスチルが発する熱気を肌で感じ、熟成庫で静かに眠る貯蔵樽の息づかいに耳を澄ましてください。
こうしてウイスキーづくりを全身で体感したあとで味わうウイスキーは格別です。まずは『山崎』をゆっくりと試飲しましょう。テイスティングカウンターで、希少なモルト原酒や珍しいウイスキーを試すこともできます(有料)。
 山崎蒸溜所ではさまざまなウイスキーセミナーが用意されているのも魅力です。これからウイスキーを知りたいと思っていらっしゃる方向けの「It’s Whisky Time」や、ブレンダーやつくり手が映像を通じて講師になるいくつかの上級者向けのコースがあります。どんなセミナーがおこなわれているのか、ホームページで確認してお出かけください。
豊かな自然に抱かれた山崎蒸溜所山崎蒸溜所のポットスチルは大きさも形もさまざま貯蔵庫。自分の生まれ年の樽を探したくなるテイスティングカウンターでレアもののウイスキーを試飲 【サントリー山崎蒸溜所】
アクセス:JR山崎駅、阪急大山崎駅から徒歩10分
http://suntory.jp/YAMAZAKI_D/

■コラム
●進化し続けるサントリー山崎蒸溜所
サントリーのウイスキーが世界の頂点に立つことができたのは、最高の品質を追求する設備と、たゆまぬ技術の研鑽があったからです。この姿勢は現在も脈々と引き継がれ、今年、山崎蒸溜所では新しい蒸溜釜(2対4基)の設置が、滋賀県にある近江エージングセラーでは新貯蔵庫(1棟)の建設が進められています。これにより、山崎蒸溜所の生産能力が約4割、サントリーウイスキー全体の樽収容能力が約1割増強されます。
ウイスキーは製造から商品化までに10年スパンの長い時間がかかります。10年以上先の需要を見越しての約50億円の設備投資は、簡単に決断できるものではありません。
高品質のウイスキーを安定的に生み出すための巨額の投資。この取り組みは称賛すべきチャレンジと言えるのではないでしょうか。

山崎蒸溜所は新しい蒸溜釜を増設し、さらなる高みを目指す山崎蒸溜所は新しい蒸溜釜を増設し、さらなる高みを目指す山崎蒸溜所は新しい蒸溜釜を増設し、さらなる高みを目指す

■大阪駅そばでウイスキー体験「SUNTORY WHISKY HOUSE」
 今春開業した話題のスポット、グランフロント大阪に、ウイスキーを見て、飲んで、くつろげるスポット「SUNTORY WHISKY HOUSE」がオープンしました。JR大阪駅直結という交通至便なロケーションで気軽に立ち寄れます。

ウイスキー樽が並んだ入口。奥行きを感じさせる●ウイスキーギャラリー&樽ものがたり
  最初に迎えてくれるのは「ウイスキーギャラリー&樽ものがたり」です。入口の左手に6丁3段に積まれたウイスキー樽は圧巻で、一瞬、ウイスキーの蒸溜所にいるのではと錯覚しそうになります。右手にずらりと並んだボトルはウイスキーの色が微妙に違っていて、ウイスキー好きなら味わいを想像してしまうことでしょう。
大きな花台も丸テーブルもすべて樽材から 日本初の本格ウイスキー『白札』や『角瓶』のオールドボトル、『山崎』や『白州』がこれまでに受賞したアワードが展示される反対側には、ウイスキーの貯蔵熟成を終えた樽材でつくった家具や小物が並びます。ウイスキー樽としての使命を終えた貴重な木材は、テーブルや花台に姿を変えて、新たな役割を担っていくのでした。

【営業時間】 SHOP 11:00〜20:00 GALLERY 11:00〜23:00
【所在地】大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 ナレッジキャピタル2F
【アクセス】 JR線 大阪駅中央北口より徒歩3分/地下鉄線 梅田駅より徒歩4分

琥珀色、黒、こげ茶、緑がかった茶色などウイスキーは表情豊か1937年発売当初の『角瓶』サミーデービスJr.のサイン入り『ホワイト』大きな花台も丸テーブルもすべて樽材から
●おいしい料理とウイスキー「Whisky Dining WWW.W(フォーダブリュー)」
 ギャラリーを抜けると登場するのは「ウイスキーダイニングフォーダブリュー」です。「心ときめく、ウイスキー・キュイジーヌを。」と謳うとおり、季節ごとの旬の食材を使った、ウイスキーでおいしい料理がたっぷり。燻製や炙った素材はどれもウイスキーによく合います。食事と楽しむウイスキーのよさを徹底的に追及するダイニングです。

【営業時間】LUNCH11:30〜14:00 DINNER 17:30〜23:00
【TEL】06-6359-5177
『山崎』をロックスタイルでゆるやかなスロープを登って店内に思ったよりも広いスペース「オレンジ香る響スパークリング」はワイングラスで
鮮魚と香味野菜の南蛮漬け白州ソーセージのグリル地野菜のシンプルグリル

●ボトルキープならではの上質な時間 Whisky Bottle Bar DEN 大阪
 「Whisky Dining WWW.W(フォーダブリュー)」の店の奥、大人の隠れ家のようにあるのがボトルキープのお店「Whisky Bottle Bar DEN 大阪」です。プレミアムウイスキーをボトルキープすれば、あとはセット料金(男性5000円、女性3000円)で何時間でも過ごせるシンプルな価格設定。
 たしかな技術としっかりした知識をもったウイスキーコンシェルジュが、ハイボールや水割りを丁寧につくってもてなしてくれるので、大切な方と一緒でも安心です。長いバーカウンターの前にずらりと並ぶサントリーウイスキー「響」、落ち着いた調度品と静かな店内は、ほどよい贅沢感でゆっくり寛げます。
 プレミアムウイスキーは上質な時間を楽しむための酒です。おいしいのは当たり前で、「上質な時間」にするためには、さらに、どんな店で、誰と、どんな器で、どう飲むかも大事なところ、この店はその勘所をよく抑えています。

【営業時間】 LUNCH11:30〜14:00 DINNER 17:30〜23:00(日・祝定休)
【TEL】 06-6359-2177
http://gourmet.suntory.co.jp/shop/0X00302534/index.html
サントリーウイスキー「響」が並ぶ見事なバーカウンター ウイスキーコンシェルジュは、接遇技術、ウイスキーの知識、カクテルの技術をしっかり学ぶ割材とお通しはチャージ料金に含まれる