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上海の本格焼酎バー  
MOKKOS BARは本格焼酎とレゲエの店
  強烈な白酒(バイヂュウ)をアレだけ飲むのだから、中国では日本の焼酎も売れるはずと思っていたが、なかなかそういうわけには行かない。たしかに蒸溜酒を飲みなれている人は多いのだけれど、アルコール度数40度以上が当たり前の白酒を、「乾杯!」とストレートで一気飲みする彼らには、25度前後の焼酎は物足りないらしい。皆口々に「薄い」と言うのである。白酒の消費量の減少が続き、都市部を中心にライトな酒に嗜好がシフトしてきてはいるものの、日本の焼酎ほどに洗練されたマイルドな酒が受け容れられるのは最低でも10年先と思っていた。
安定した人気の麦焼酎。最近は芋焼酎のハイボール 私のそんな理解を覆してくれたのがこのモッコス・バーだ。上海にも焼酎を出す店は多い。日本のトップブランド、麦焼酎のいいちこがほとんどの和食店に並んでいる。ただ、飲んでいるのはほとんどが日本人。あるいは日本人がつれてきた外国人で、中国人の場合もあれば、他の国の人の場合もある。
 ところがモッコス・バーの客の半分くらいは欧米系。訪ねた日にはほとんどが欧米人で、日本人客は1割〜2割いたかどうか。彼らの多くは日本に住んだ経験があり、そのときに本格焼酎の味わいを覚えた。極東担当として日本と上海とを行き来するようなビジネスマンが少なからずいて、欧米人が焼酎を中国人にすすめる、迂回ルートとでもいう回路が確立されつつあるという。
日本の酒イコール清酒というイメージは中国でも定着していて、清酒は和食店の普及とともに広がるパターンがある。だが焼酎にはそうしたイメージがなく、中国の白酒と直接比べられて「薄い」と言われて手にされる機会を失う。これを乗り越えたのが欧米経由の回路というわけだ。  上海の路地裏にひっそりとある焼酎バーに、本格焼酎が中国で広がる手がかりがあった。
梅酒も国際商品。MOKKOS BARでは梅酒を飲む人も多い

(文・写真 酒文化研究所 山田聡昭)